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水の不思議

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2024
05,17

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2009
07,31

昨日、浄水場のはたらきを調べたから、浄水場についてはわかった。

でも、最近よく『高度浄水処理場』ってよく耳にするけど・・・
どんな高度な処理をしてくれるんだろう?
水をきれいにしてくれるんだろうなぁとは思うけど、、、

気になったので調べちゃいました。


高度浄水処理・・・

通常の浄水場では、「塩素」という薬品を2回使う。

1度目は、アンモニア態窒素や鉄などを取るために注入され、
その後、砂や砂利層でキレイにろ過された水に消毒のために
2度目の塩素が入れられる。


高度浄水処理は、
通常の処理では十分に対応できないカビ臭やカルキ臭、
発がん性が疑われるトリハロメタンという怖い物質を7251811d.jpeg
なるべく出さないようにするための工夫として
塩素注入の代わりに、

「オゾン処理」と「生物活性炭吸着処理」を

行っている。c0fac5be.jpeg

塩素は、その強力な殺菌力でバイ菌を
殺菌する薬品だが、
その反面、水中の有機物と化学反応を起こして
トリハロメタンを生成してしまう。

また、水の味を損ねる大きな原因にもなってしまい、
現代の浄水処理では避けて通れない。

だからこそ、水道水質の問題を抱えている人口密集地の東京や
大阪の一部浄水場で高度浄水処理が取り入れられた。


高度浄水処理の水は、
以前の水と比べると格段においしくなったらしい。

だけど塩素消毒が無くなった訳ではない。

浄水場から各家庭までの配水途中、
何かの原因で万一菌に汚染されたとしても、
殺菌できる能力を保つことが水道法で定められているから。

ちなみに日本では残留塩素濃度0.1ppm以上という決まりはあるが、
上限が定められていない。

場所によってはプール(0.4ppm)以上の塩素が
入っている場合もあるんだ。(ppm=mg/リットル)



家庭排水はもちろん、農業や工場排水も入っている河川の水を、
いつでも飲めるようにキレイにしてくれるのが
浄水場のはたらきだということはだいぶわかりました(^O^)

だけど・・・
問題点も少なからずありそうですね。

狭く急峻な国土での日本では、
9fed158e.jpeg

降り注いだ雨が一気に海に流れてしまうため、
ヨーロッパなどのようにゆっくりと時間をかける
緩速ろ過方式は取りにくい。


だから今の私たちの生活には、
瞬時に水を処理できる急速ろ過方式の恩恵は
大きいのかもしれないですね。

↓参照サイト↓
東京都水道局

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