2009 |
07,16 |
レストランでの会話
私: 「う~ん・・・この水おいしいね!」
友人: 「えっ?おいしい?うっそぉ~!この水おいしく感じないよ!」
この会話・・・フシギ・・・
その水、おいしいの?おいしくないの?
どっちなの????
お料理も人それぞれ、好き嫌いがあるから、
水についても同じコトなんだけど・・・。
おいしいお水について調べてみました(^^ゞ
おいしい水とは・・・
「ミネラル,硬度,遊離炭酸などが適度に含まれた冷たい水」
といわれています。
不純物のまったく入ってない水が,
おいしい水かというと必ずしもそうとは言えません。
適当な物質が適度に溶けこんでいる水が、
おいしい水といわれる要件のようです。
このほか,気象条件や感覚の個人差や生理状態なども
左右されるといわれています。
味はそれぞれの好みもあり、
いちがいに「おいしい」を表現するには難しいようですが、
厚生労働省の「おいしい水研究会」の
調査結果によると以下の通りになっています。
■ 蒸発残留物(ミネラル):30~200 mg/l
内容/特徴
水を沸騰させても蒸発しないようなミネラルや鉄,マンガンなどをいい,
1リットル中30~200mg含まれているのが理想とされています。
量が多いと苦味や渋みが増し,適度に含まれると,
コクのあるまろやかな味がします。
■ 硬度:10~100mg/l
内容/特徴
ミネラルの中で量的に多いカルシウム,マグネシウムの含有量を示し,
硬度の低い水はクセがなく,高いと好き嫌いがでます。
カルシウムに比べてマグネシウムの多い水は苦味が増します。
■ 遊離炭酸:3~30mg/l
内容/特徴
水にさわやかな味を与えますが,多いと刺激が強くなります。
■ 過マンガン酸カリウム消費量:3以下
内容/特徴
有機物量を示し,多いと渋みがあり,
消毒のために多くの塩素を必要としますので,水の味を損ないます。
■ 臭気度:3以下
内容/特徴
水源の状況により,いろいろな臭いがつくと不快な味がします。
異臭味を感じない基準。
■ 残留塩素:0.4mg/l以下
内容/特徴
水にカルキ臭を与え,濃度が高いと水の味をまずくします。
塩素臭が気にならない濃度。
■ 水温:最高20度以下
内容/特徴
夏に水温が高くなると,あまりおいしいとは感じられません。
冷やすことでおいしく飲めます。
一般に飲み物がおいしく飲める適温は、体温マイナス25度程度。
個人の体温差によって多少のずれもありますので、
だいたい10~15度の範囲として考えておけばよいでしょう。
※過マンガン酸カリウム,臭気度,残留塩素などが多いと,
水がおいしくなくなります。
へぇ~。
おいしいお水って言えるにはいろいろ定義があるんだなぁ。
今度、水を飲む時には、じっくり味わって飲んでみよう!
ちなみに・・・
レストランのお水は浄水器を通したお水だったみたい・・・。
だからおいしく感じたのかな?
我が家でも浄水器を通したお水を毎日飲んでいるし。。。
そして・・・
おいしくないって言った友人は硬度が300 mg/l以上含まれている
ミネラルウォーター、ようは硬水のミネラルウォーターを買って
いつも飲んでいるとのこと。
こだわっているらしい(^_^;)
硬度の高いミネラルウォーターになれているなら、
いつもと違う味でおいしく感じないんだな、と納得しちゃいました(*^_^*)
おもしろいミネラルウォーターや水道水についてのアンケートがありました。